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U8-U9 個人戦術基礎期

PLAYER DEVELOPMENT MODEL|U8-U9

U8-U9 個人戦術基礎期

「自分+味方+相手」

U6-U7基礎期U8-U9個人戦術基礎期U10-U11判断の質向上期U12-U13ポジショナル理解期U14-U15高度戦術融合期

THEME

相手を見て、味方を使える選手になる

個人の技術から、周りとの関係へと育成を広げる時期です。技術と判断を結びつけ、「いつ・どこで・なぜ」を問い始めます。

戦術の単位:個人 → 2人

U8-U9の選手たち

GROWTH

この年代の発達の特徴

  • 身のこなしが大きく伸びる時期。両足のタッチ、方向転換、ステップを繰り返し経験します。
  • 自分中心の見方から、味方や相手を意識できるようになり始めます。2人・3人の関係なら理解できます。
  • ルールや約束事を守ろうとする意識が育ちます。ゲームのルールで学ぶ方法が効果的です。
  • 他者との比較を気にし始めます。過去の本人と比べて成長を認め、自信を育てます。

PLAY

攻守で求めること

攻撃

中心原則は「相手を引きつけて、空いている味方を使う」。ボールを持たない選手もサポートと立ち位置を意識し、幅と深さを使って前進します。

守備

近い選手が素早くプレッシャー。幅を狭め、スライドし、守備の三角形をつくります。

切り替え

失ったら一番近い選手がすぐ寄せる。奪ったら前のスペースを探し、フリーな味方を使う。

ポジション

固定せず、「前・まん中・後ろ」の役割を交代で経験します。

引きつけるフリーな味方
2vs1:相手を引きつけて、空いている味方を使うオレンジ=ポルターラ 紺=相手 実線矢印=パス 点線=ドリブル/走る

PERCEPTION

何を見るか(認知の範囲)

ボール・ゴール相手・空いている場所+ 味方スペース受ける前に次のプレー次にどこが空くか(予測)予測→誘導→選択→実行

見る対象を ボール → ゴール → 相手 → 味方 → スペース まで広げます。首を振って情報を集める習慣をつくります。

COACHING

コーチングのポイント

  • 「相手は君に来ている?」「誰がフリー?」「近づきすぎていない?」「どこなら前向きで受けられる?」と問いかけます。
  • 2vs1・3vs2など数的優位の場面を意図的につくり、「味方を使う」成功体験を積みます。
  • ポジションを固定せず、いろいろな役割を経験します。

48 WEEKS

12のテーマ(例)

1年を4週ずつ12のサイクルに分け、1つのテーマを最低4週続けて学びを定着させます。テーマの順番は、チームの状況に合わせて入れ替えます。

01ファーストタッチ方向づけたコントロール・両足
02パスか前進か引きつける・前進のパス
03サポート近づきすぎない・違うパスコース
04運ぶドリブルタッチの大小・顔を上げる
05抜くドリブルフェイント・リズムの変化
06マーク守備の三角形・距離の管理
071vs1守備素早いプレッシャー・抜かれない
08ブロックで前進幅と深さ・位置取り
09守備のスライド幅を狭める・ボールサイドの圧縮
10攻守の切り替え失った瞬間・奪い返す
11認知首振り・マークの位置の確認
12まとめパス・サポート・守備

IN PRACTICE

トレーニングの現場から

12のテーマは、毎週のトレーニングと試合のなかで繰り返し取り組みます。ドイツ遠征では、現地クラブとのトレーニングで学んだことを試します。

日々のトレーニング・試合
TRAINING日々のトレーニング・試合
日々のトレーニング・試合
TRAINING日々のトレーニング・試合
ドイツ遠征 現地クラブとのトレーニング
GERMANY 2023ドイツ遠征 現地クラブとのトレーニング

EXIT

次の年代へ渡す力(出口)

  • 相手を見てコントロールの方向を変えられる
  • 運ぶ・パスを選べる
  • サポートの質(距離・角度)
  • パスの強弱
  • 幅と深さの理解
  • 守備の三角形、マークとスライド
  • 攻守の切り替えの速さ
  • 前進の判断

FOR PARENTS

保護者の皆さまへ

この時期のテーマ自分で判断する第一歩
練習で多く取り組むことパスかドリブルかの判断、味方を助ける立ち位置
こんな姿が見られたら成長のサインボールを受ける前に周りを見ている

他の子との比較を気にし始める時期です。比べるなら「以前の本人」と。半年前よりできるようになったことを一緒に見つけてください。

試合の日は「指示」ではなく「応援」を

控えてほしい声かけおすすめの声かけ
「そこでパス!」「打て!」「いいぞ!」「ナイスチャレンジ!」
「なんで今のを外すの!」「惜しい!次いこう!」
「審判ちゃんと見て!」判定にはコメントせず、拍手で応援

帰り道は反省会よりも「楽しかった?」「どんなプレーに挑戦した?」と聞いてみてください。

子どもたちの合言葉

場面合言葉
攻めるときひろがって、まえへ!
ボールを失ったときすぐ とりかえす!
守るときぬかれない!
ボールを奪ったときまず まえを 見る!

お子さまが家で口にしたら「どういう意味?」と聞いてみてください。

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